2018年タミヤフェアに、お誘いしてして頂けたお方は、何とあの世界の模型メーカーである(株)タミヤ 代表取締役会長 田宮俊作 さんだったのです。隣にいるのが、弊社主宰のアクパンチャー・竹中です。がっちりダブルハンドで、お互いの考え方が同調できた、初お見合わせの様子でした。感激!と感動!!で名誉!!!ある記念写真をアップいたします。
2018.11.18.タミヤフェアより、代表取締役会長/代表取締役社長 田宮俊作 様 & アクパンチャー・竹中 (★NSX ★フェラーリSF70H)
ご覧になられるブロガーの皆様に、この場をかりて少しご案内をいたします。アクパンチャー・竹中は、皆様と同様ないち模型好きな人です。現在の活躍は、ご紹介させて頂いております(株)タミヤ 代表取締役会長 田宮俊作 さんが発行する「タミヤニュース 1991 Vol.246 」の私の傑作で紹介されたのが、きっかけとなり模型作家となりました。デビュー作も、タミヤ製1/24 カルソニックスカイラインで作例発表してから、沢山の作例報告をする事となり、話題キットであるタミヤ商品(F-1シリーズと話題ロードカー)は、全般にかけて各模型誌で作例掲載して参りました。デビュー初期の作例は、どちらかと言うと、キットレビューでしたが、長年かけて模型作家をする為には、個々のオリジナルが必要となり、「実車に忠実に再現する。」を念頭に模型制作をしていくうちに、オリジナルメーカーとなってしまいました。その名は、皆様ご存知の ® Model Making Acu・Stion (モデルメイキング アク・ステオン) だったのです。
今回、この貴重な対面で、田宮俊作会長さんから、いろいろなお話しをきかせて頂きました。タミヤ製品のスケールモデルは、実車の取材を念密に行っている所が重要であり、いかに、実物に近づけるかが製品の要となります。その為、田宮俊作会長さんは、自ら海外取材を年7回している事に脱帽いたしました。(優れたリサーチ力です。) また、金型・射出成形に関するインジェクションシステムは、3年に1度バージョンアップして、キットのクオリティーを高めている事が、製品の品質に反映しています。新作のF-1 SF70Hは、♂♀のパーツの組合わせはピッタリで、塗装すると噛み合わない位、高精度になっているのが証明です。また、材料となプラスチックが、成型して固まるとヒケの無い成型品が出来るように、プラスチック素材も常に改良し続けている事も重要なファクターであるのです。これらの要素は、模型キットを作り上げるには必要な事ですが、田宮俊作会長さんが一番大切な事は、「模型が好きでなくては成し遂げられない。」と言う言葉には、元気を頂いた限りです。アクパンチャー・竹中自身、模型大好きで、徹底的に作り込む事で、いつしかオリジナルメーカーとなった訳ですから。今回は、田宮俊作会長さんには、事前に今までの作例史として、小冊子写真集をお送りしていましたが、会場には、最新作2点を持参し、現物を鑑賞し頂きました。… 結果、タミヤ歴史観の殿堂入りしても良いレベルでした。モデラー冥利に尽きる、嬉しい限りです。
最後に、現在のスケール模型業界を見ると、模型離れ・若手の人たちが、関心を持たない等の理由で、迷走状態です。模型誌に関しては、本来のスケールモデルを関心を持ってもらう為でしょうか? 一過性の架空の改・チューニングカーやフィギャーを付加える記事で、無理に読者層を取り込もうとしていますが、一部の方のみで、大部分方が無関心で、受け入らて無いのが結果です。本来のスケールモデルとは、実物がありそれらを縮小した模型ですので、まずは原点に戻って頂き、スケールモデルの王道を極めて頂きたいのが、切望であります。