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模型誌を取り巻く、出版業界は…NO.11

さて、どんな方針で、自費出版をすればよいか? ~について解説いたします。

模型ライターは、各ジャンヌがあって、これが自費出版をすれば正解一存にいえませんこれから明記するのは、ひとつの方法論であります。読者の方に認知されるかは、保証出来ない事を、初めに、告知いたします。

各ジャンヌのなかで、弊社が専門であるスケールカーについて、論議解説となります。スケールモデルとは、実車に近づく程、作品としての評価と価値が向上します。その為に下記の3要素が、必須となります。

1.デカールを使用したドレスアップ
2.主に金属パーツを使用したディテールアップ
3.LEDやサウンドシステムを搭載したデジタルギミック

掲げた3要素が、が必須となります。現在では、模型コンテストで、入賞を目指すなら、この3要素が、作品に投入されいる事が条件となります。弊社では、7年前から、3.LEDやサウンドシステムを搭載したデジタルギミック作例を、ご案内しており、初版となるカタログ作品集として、電子書籍を創刊いたしました。

デジタル ギミック スケール カー インデックス & カタログ ワークス/アクパンチャー・竹中 より8作品集★関連記事は、ココ

 

 

 

 

 

 

●表紙 日本語版と英語版を用意いたします。

●裏表紙 S800 & 800 GR CONCEPT の2台共演です。

1/43 トヨタ スポーツ 800 GR CONCEPT メイキング オブ マニアル & ワークスアクパンチャー・竹中

今後は、話題車種を選択して、模型愛好家の皆様に、作例記事として、ご提供したいと思います。アマゾンキンドルでは、0円で、立ち読みも可能です。電子書籍は、誰にでも創刊出来て、いち早く最新情報が入手可、販売するネット書籍店では、無料で閲覧する事が出来、読者の皆さんと、常に共有できるスタイルとなります。これからの、電子書籍をご注目下さい。

次回も模型誌を取り巻く、出版業界は…の更新をお楽しみに!!

模型誌を取り巻く、出版業界は…連載

模型誌を取り巻く、出版業界は…NO.10

模型誌で活躍してきた模型ライターは、今後どのような、活動をしてきたらよいか。~解説となります。

模型ライターとは、各模型誌にフリーランスとして活躍する、模型製作と記事を執筆するお仕事です。基本的には、1ページの単価は、個々の力量として査定されて、ページ数×単価=原稿料 となります。時給は極めて薄給なので、現実的には、模型ライターでは、生計を立てる事は不可能なので、掲載した作品を販売して収入を、上げる方法を取りますが、ほんの一つまみの方のみとなります。よって、これからは、各模型誌は、売れ行きが見込め無いので、自費出版に展開していかないといけません。

挿絵の様に、いたって簡単な構図となり、著者直接読者に、販売する方法となります。昭和の時代は、出版社を始めるのには3億円の投資が必要と聞いていましたが、電子書籍では、経費は0円で、いたって簡単に、創刊が出来るのです。紙媒体がデジタル化した事で、製本というコストが無くなり、誰にでも出版できる時代になりました。まさに出版業最終形態と言えます。

★但し、簡単に出版出来る分でも、作例製作及び完成作品の写真撮影をして、編集構成をしなければいけないのが、課題となります。なかなか大変な茨の道ですが、現在、模型ライターとして、ご活躍している方は、自費出版というコンテンツを、早く開設するれば、読者の方に認知されますので、お薦めいたします。

※さて、どんな方針で、自費出版をすればよいか? 次回続く…

模型誌を取り巻く、出版業界は…連載

模型誌を取り巻く、出版業界は…NO.9

※前回~、そんな状況下で、如何に立て直すか… 電子書籍に、着眼するのです。しかし、そこには更なる壁が立ちはかります。~、電子書籍とは、解説いたします。

「電子化された書籍データ」であり、電子機器のディスプレイで閲覧する出版物なので、 書籍としてのコンテンツ以外に、電子端末と閲覧用のビューアが必要 ● 電子端末とは、小型・軽量で持ち運びに適した電子機器のことで、パーソナルコンピュー タはもとより、携帯電話、スマートフォン、タブレット型端末などが挙げられる。

となります。この最新の方法を使って、各出版社(各模型雑誌)は、電子書籍に、移行してきている最中です。

出版取次を、省くことで、中間マージンを削減出来て、売上げ利益を増すと考えられますが、そこにはある問題があります。主な販売期間として、アマゾンキンドルが最も販促力が強いので、大抵の出版社は、出店いたします。但し、今まで出版取次を、通して販売していて、ある程度多く印刷しても、返品期間があるので、売り捌く事ができましたが、読者顧客対応となり、売れたら売れた分しか販売ができません。また、電子書籍は、紙媒体と比べると、安価で販売して、立読み設定する事で、売上げ高は、思った程、伸びないのです。また、アマゾンキンドルには、下記の条件が、必須となり、思う程、高利益望めない設定です。

アマゾンキンドルを、初めてご利用の方は30日間の無料体験が可能。 期間終了後は月額980円で自動更新。※立ち読み可承認。
◎出版社/出展者には、立読み設定の場合は、単価の70% 立読み設定無しの場合は、単価の30%
立読み設定の場合は、1ページ0.45円の、課金がありますが….例) 150ページで約68円

と、紙媒体と比べると、利益が減額してしまいます。この点を見極めて、電子書籍に移行する事が、重要な判断となります。

コロナ渦前までは、出版取次を、通して模型雑誌を卸して、市場で、在庫を抱えてくれる書店もあり、製本を多くしても、売り捌けていましたが、今後は、直接販売する事で、売れ残りが無い分、必要以上に売れないので、利益が減少いたします。参考として、出版取次大手の日本出版販売(日販)が、コンビニエンスストアに雑誌や書籍を配送する事業を、2025年2月には終了します。KADOKAWAは、出版物を書店に届ける取次を介さないことで物流を効率化。など、大手出版社では販売方法が展開されている。

※ 日本独自の出版業界の物流経済の崩壊が、始まりました。

では、模型誌で活躍してきた模型ライターは、今後どのような、活動をしてきたらよいか。次回引続く…

模型誌を取り巻く、出版業界は…連載

模型誌を取り巻く、出版業界は…NO.8

出版業界には、出版取次があり、掛け売り+独自の販売方法をアレンジして、出版物が流通しています。そのアレンジとは…

★挿絵の解説から、出版取次は、出版社から、出版物を仕入れして、書店に納品します。また、出版取次~出版社に、*期限内であれば返品する事が出来ます。

*雑誌の委託期間は、「月刊誌が60日」「週刊誌が45日」。 これを過ぎると「原則返品不可」となるが、出版社はその都度、書店の事情や雑誌の特性などから判断して返品の可否を判断している。模型誌は、「月刊誌が60日」が返品期間となる訳です。また、返品の際の返品手数料は、書店負担となります。

よって、書店は、委託販売と言っても、売れ無い模型誌を沢山店頭に置くと、返品が出来ても、返品の際の返品手数料は、書店負担となりますので、必然的に最低入数1~2冊とします。

※【重要】ライター当時の経験から、明記します。
Hobby JAPAN 掲載誌作例発表後の翌月支払い。
Model Art 掲載誌作例発表後の3月後支払い。
model cars 掲載誌作例発表後の6月後支払い。*
と、出版物の売れゆきによって、若干変更がありますが、基本的に、掛売りと言うわれているのに、手形支払いの期間でしょうかと思う位です。*なかには、申告しないと永遠的に、原稿料を支払ってくれない出版社もありますので、要注意です。皆さんが思われるぐらいビックリする、薄給となります。(更に10%の源泉徴収があります。) なお、物価は常に上昇している現在ですが、出版物の売上げが減いく中で、原稿料だけが減額していくのです。

※そんな状況下で、如何に立て直すか… 電子書籍に、着眼するのです。しかし、そこには更なる壁が立ちはかります。次回続く…

模型誌を取り巻く、出版業界は…連載

模型誌を取り巻く、出版業界は…NO.7

未来にまだ伸びしろがあると言われている、電子書籍についてレポートいたします。から、その前に、出版業界の流通について、解説いたします。※日本独自の物流経済

第二次世界大戦で、敗戦国となった日本は、主要都市が空襲で焼け野原になってしまい、物資が無くなってしまいました。製造/生産したくても、先立つお金も無く、どうしたらよいか思案した結果、掛売り制度が発案されました。

掛売りとは、企業間取引で行われる後払いシステムで、販売した商品やサービスの代金を支払期日にまとめて取引先から回収する仕組みのことを指します。 商品やサービスを販売した時点では代金を回収せずに、契約書で定められた締め日までの取引をまとめて、支払期日までに支払ってもらうのが基本的な掛売りの流れです。

この解説から、出版業界には、出版取次があり、掛け売り+独自の販売方法をアレンジして、出版物が流通しています。

★挿絵のような、順で、出版物は、読者の皆様の手に入るのです。出版業界で最も有名な、出版取次には、日本出版販売日販トーハン(旧:東京出版販売)楽天ブックスネットワーク が有り、その機関を使って、出版社は書籍/雑誌を流通させているのです。

模型誌を取り巻く、出版業界は…連載

模型誌を取り巻く、出版業界は…NO.6

6月の各模型誌の、販売状態を確認する為、岐阜西濃地区最大級である モレラ岐阜ツタヤ店 に Floor Map、視察して参りました。

★先月に続いて、スタバで飲食商品を購入して、座り読みしている人は、ほとんどいませんでした。但し、純粋に飲食をしたいお客さんは、若干いますので、お店は成り立っているのかな? 感!?

★座り読みの販促を掛けたボードには、注意書きを読んでね。。です。ルール告知をしながら、座り読みには圧迫感を与えます。

★お薦めメニーは、よいですが。。¥800 です。座り読みもするにも、対価が無いといけませんね。ただし、模型愛好家は、基本的に、お金を掛けずに、実行する趣味ですから、チョッとね??

★そんな、模型愛好家には朗報があります。奥には、このような長椅子があり、ここでは座り読みが可能です。

★7月の模型誌定位置であるコーナーへ行くと、Hobby JAPAN は7冊入荷です。モデルグラフィックスは、断続で13冊入荷です。モデルアートは、平置きは無くなり廃止です。

★差し当って、規定と言われる持ち出し3冊までを、座り読み無料長椅子に、持ってきて、座り読みを開始します。(数分です。)

モデルアートは、先月まで入数12冊でしたが、連続して全く販売が無かった理由で、7月から2冊まで、問答無用で減少部数に決定しました。問題階乗負雑誌model cars 今月もたった1冊で、売れ無い模型誌は、書店には多く置いてもらえません。販売/展示判断は、シビアな販売/展示となりました。最低入数落ちの、両模型誌ですが、このまま連続して全く販売が無かった場合、店頭棚から、姿を消す状態なりかねない危険を感じております。

★5月下旬に、モデルグラフィックスモデルアートには、弊社の最先端商品を、ご案内しております。モデルグラフィックスには、掲載されておりましが、モデルアートには掲載無しでした。肝心な最新情報をいち早く採り入れる出版社と、乗り遅れる出版社のが、店頭での入数に大きく影響する実例です。

【考察】3カ月に渡り、減少の一途を辿る模型誌と出版業界は、以上の様子で、微動に販売していく事が、リサーチされました。コロナ渦での巣篭り需要が無くなり、模型趣味に掛ける方が減少している事が、模型誌の販売力を通じて観えてきます。これからの、社会が何を必要とするかを、いち早く情報収集が出来る、出版社が生き残れる時代と考えますが…10年後の未来も減少し続ける事が確定しています。以上の事を、参考にして頂きましたら幸いでございます。

※次回は、未来にまだ伸びしろがあると言われている、電子書籍についてレポートいたします。

模型誌を取り巻く、出版業界は…連載

模型誌を取り巻く、出版業界は…NO.5

4/26日から、ツタヤ書店スターバックスが、オープン、早速、模型誌の監察を兼ねて、モレラ岐阜に来店しました。から1カ月たちました。….ので、今月は、ガッツリと座り読みをしました。

★6月の模型誌コーナーは、いつもの定位置に平置きです。Hobby JAPAN は5冊入荷で更に減ってしまいました。モデルグラフィックスは、断続で13冊入荷です。モデルアートは、12冊入荷でした。今後は、この定位置は不動のものとなりますか?

★スターバックスから、飲み物を購入いたします。売り子のお嬢さんから、下記の指示を提示されたので明記します。
スターバックスから、飲食関連の商品を、購入した者には、ツタヤで扱う書籍が、座り読みできます。
①時間は無制限
②購入した者の、状況を監視する為、前3列内の席を利用。
③すべての書籍類は、一回3冊までしか置いてはいけない。
④万が一書籍類を、汚したら買い取りとします。
※以上が、座り読みする条件となります。

★…という条件で、スタバコーヒー495円と模型誌3冊を、指定の席に置いて、座り読みを開始いたしました。

★目の前には、「当店で購入された商品以外の飲食はご遠慮ください。」釘を刺すプレートが、立ちはかります。

★月刊模型誌は、4冊ですが、3冊を返却してから、問題誌のmodel cars 今月もたった一冊が棚差しで、売れる気配もなく鎮座しています。余裕で、座り読みできます。

★この地点で、スタバコーヒー495円が、半分位飲んでいます。相変わらずの、編集部便りを読んでいると、フリーター編集長の毎回の愚痴話しに、愛想を尽かせて、同人誌なんだなと思いつつ座り読みを続けます。(広告収入は、わずか18店でした。)

★小半時たつと、スタバの店員さんが、新作のコーヒー&お菓子の試食してと、巡回するので、迷わず頂きました。

★この、ポジションから、お店全体が確認できますが、全席が埋まる事は無く、疎ら店舗です。まだまだ、新しいセールス方法が、浸透していないのか、コーヒー代金を払うまで、座り読みを利用する方は、現在の地点では、余りいない状況下であります。時間無制限と言いますが、飲み物の飲む時間として、せいぜい1時間程度しか間を持たせないので、飲み終われば退席となります。

※今回は、リニアルしたツタヤで、条件をクリアして座り読みをして参りますが、毎回/毎月、お店の条件をクリアして、座り読みするのか….と聞かれと、「難しい」ですが、答えとなります。

◎いつまで、この状況が続くか?! と疑問に思う限りです。さて、模型誌軍団は、どのような販売方法となるのでしょうか続く

模型誌を取り巻く、出版業界は…連載

模型誌を取り巻く、出版業界は…No.3

各社雑誌関係は、3竿6面棚となります。模型誌コーナーは、3竿目表となります。モデルグラフィクスは、入荷無しです。

★随分、模型誌コーナーは、効率よく縮小してしまい各模型誌のバックナンバーは、1冊も在庫しない方針となりました。

発売25日/Hobby JAPAN 30→28 発売26日/Model Art 12→12は、平積みでセールですが、発売日から現在まで、Hobby JAPAN のわずか2冊しか、販売されていませんでした。

★かって、巻頭特集を担当していた、発売26日/model cars 1→1は、棚立で販売中ですが、たった1冊の入荷とは、いつまで、発行されるのか…と危機感があります。姉妹誌であったカーマガジンは、既に廃刊となっていますので、無理くり発行も、いつまで続かないでしょう。😢悲しい限りですが、事実でもあります。

2017年以降、模型誌の執筆は辞めてから、毎月、各本屋に出向いて、動向を監視しておりますが、模型離れか 紙媒体離れか」知る由はありませんが、毎年毎月、模型誌の販売が減って行くのを、まざまざと監察しております。

ツタヤ書店では、いかにして紙媒体離れを、阻止する為喫茶店を併設させ、お客が座り読みして頂ける様に、店作りをして、売れそうも無い雑誌/書籍は、在庫を持たない様にして運営して行くのが、現状です。

果たして、これからの模型誌生末は、どうなるのでしょうか…次回は、紙媒体の活躍出来るだろうと思われる、状況をレポートいたします。続く… お楽しみに!

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